メンタルの持ち方の重要性
自分は株のブログや先物のブログをよく読んでいますが、みな書いていることはメンタルの重要性です。
というのも、株の世界はほぼ9割が負ける世界とも言われているようで、投資の世界で生き残っていけるのは、メンタルな面の重要性を認識しているかどうかがが大事なようです。
もちろんテクニカルな面も重要なのは当たり前ですが、その得たテクニカルを理解できるようになってもそれを変わらず行使できるかどうかはやはりメンタルなのです。
実は昨日の大坂なおみの全豪オープンの決勝を見てそのことを思い出しました。
第2セット、大坂なおみはマッチポイントを握り、0-40でしたからそのチャンスは3回あり、万が一そのゲームを落としても次のゲームは大坂なおみがサービスでしたから間違いなくそのまま優勝できると誰もが考えたと思います。
しかし、大坂なおみはそのゲームを落とし、次のサービスゲームもブレイクされ、逆転でそのセットは落としました。
優勝間違いなし、というポイントからのセットを逆転され、明らかに大坂なおみは動揺しイラついているのがテレビ画面から見られました。
「これはやばいぞ」とメンタル面の不安を何度もメディアで見ていた自分は考えていましたが、そのセットを終わると大坂なおみはトイレ休憩を取り、次のセットが始まった時には、前のセットの逆転されたときに見せたイラついた顔はそこにはありませんでした。
そしてそのまま大坂なおみは全豪オープンを優勝するのですが、急にメンタルが強くなった原因を本日の新聞は彼女が年末に父の故郷のハイチに行った時の経験だと書いていました。
つまりハイチの貧しい人たちが生活のために毎日水をくむために何キロも歩くさまを目にし、自分が恵まれていると感じ、サーブが決まらないとかショットが決まらない等でイラつく自分を恥じたというのです。
それがあっての全豪オープンの優勝なんですね。
大坂なおみの例のように、人間は日々成長するものですが、実は全員がそうではありません。
自分の周りにも実は日々劣化しているものもいます。
もしかしたら自分は日々成長していないかもしれない、と自分はそれを恐れています。
自分では劣化していないつもりですが、成長していないということは人間は日々老化するのですから、老化しているのに成長しないということは、それはつまり劣化していることを意味します。
自分の場合で言えば、投資の世界で勝てない、ということは自分は成長していないことを自覚さされます。
日々いろんなテクニカルな面を学び、世界の情報を得て、先人の知恵を読み、それでも投資で思ったように勝てないなんて人生を自分は送りたくはありません。
日曜の朝に、大坂なおみのニュースを見て、昨日の決勝の模様を思い出し、彼女の成長の著しさを感じ、ふと自分は成長しているのだろうか、と思ってしまったのでこんな記事になりました。
多分、自分はテクニカルな面では多くの人よりは知識は豊富だと思っています。
しかし、メンタルな面では全然成長していません。
頭ではわかっていても投資の世界ではそう行動できない、というのはもうそろそろ卒業しなくてはいけません。
そのために自分は何をしたら良いのか、どう行動しなければいけないのか、それを学ぶための記録がこのブログです。
数年後に、「この時はこんなに幼かったのか」と言えるようになりたいですね。
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