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EMAアンチ改良版

日経225先物市場でトレードする場合で最も難しいのは、いつ買うか、いつ売るかというポイントを見つけることですが、その場合にこんな方法もあるんだ、という参考にしてもらえれば幸いです。

下のチャートは、2月22日月曜日の夕方16:30から始まった日経225先物の15分足チャートです。

この画面で3本の移動平均線が表示されています。
12本線は紺色、26本線は緑色、75本線は赤色です。見やすいように太く表示しています。
これを利用する場合のルールを決めておきます。

まず、12本線が26本線の下にあるときは「売り」しかしない。
同様に、12本線が26本線の上にあるときは「買い」しかしません。

次に利益確定は、最低30円単位とする。

1時間経過しても30円取れないときは強制的に決済すること。

そして、トレードするポイントは、

売りの場合は、前のローソクの終値が切り上がったら、次のローソク足で、その前のローソクの終値を1ティック超えて下がっていくところで「売り」を仕掛けます。

注意点はローソクのひげは無視することです。

買いの場合は逆です。

ややこしいようですが、簡単ですのでチャートを見ながら読んでみてください。

なお、チャートはクリックすると大きくなります。

月曜日の夕方16:30から始まったナイトセッションはギャップダウンして始まって、初めのローソク足は陽線(白色)で始まりました。
このときは12本線が26本線の下にあるので「売り」を考えます。

では、チャートの「1」のところの説明です。
チャートの2つめのローソクが陰線でそのローソクの終値が30,105円ですが、次のローソクでこの30,105円を超えたところで仕掛けます。つまり30,100円で「売り」です。

売る枚数はご予算に応じて調整してください。

なお、ロスカットはこの場合、前の足の最高値(ひげ無視)に設定します。この場合は30,110円です。
この場合は簡単に30円は取れますし、勢いや枚数に応じて利益確定は100円も可能でした。

次に「2」の説明です。
ここも、前に陰線で終値が切り上がっていますから、その次の足でその終値を超えたところで「売り」仕掛けです。図のピンク色の線です。30,045円が終値ですから30,040円で「売り」です。
この場合のロスカット設定は、30,060円です。

この場合は目標の30円が取れずにロスカットで損切りです。- 20円です。

次に「3」の説明です。
この場合も前の陰線がその前の十字ローソクの下値を切り下げたので、30,070円ですがその下の30,065円で売りです。

なお、ナイトセッションではニューヨーク市場が開くまでは値動きが緩慢なため1時間ルールは2時間にします。

この場合もロスカットは30,080円です。

「4」も同様ですが、自分で確認してください。

なお、チャートの右の四角で囲んだところは、12本線が26本線を上回っていますから、この時間帯は「買い」でトレードします。

買いの場合は、前のローソクの終値が切り下がったら、次のローソク足で、その前のローソクの終値を1ティック超えて上がっていくところで「買い」を仕掛けます。

「5」のところで2本陰線が続いた後で、次の足で前の終値30,085円を超えた30,090円で「買い」です。

「6」も同じですが、確認してください。

このトレード方式は「EMAアンチ」を自分なりに改良したトレード方法です。

この方法でトレードするとトレード回数は確実に減りますし、利益は限定的ですが確実に取れます。

そしてこれを応用してもっと利益を伸ばすことも可能です。

頑張ってトレードライフを楽しみましょう。
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yellowbike:

View Comments (3)

  • いつもおじさんのブログ楽しく見ながらトレードの参考にしてます!手法変えたの気になってました!週末にじっくり研究させてもらいます!いつもブログアップありがとうございます!

    • コメントありがとうございます。
      この手法は一日に数回しか出来ませんが、役に立ちます。
      お互いに頑張りましょう!

  • いつも拝見させていただいております。
    上記アンチの考え方を理解しようと、印刷して、何度も読み返し、ご説明のチャートを見ながら確認しようしていますが、理解できません・・・
    ”終値が切りあがったら”とは、”前のローソクの始値or終値よりも次のローソクの終値が上がったら”て事でしょうか??何と何を比較して切りあがりになるのかが図を見ても読めないのです・・・
    初歩の質問で申し訳ありません・・・

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